禅修行の要義 ――『解深密経』 現 代 訳 解
正信仏教の経典
現代解釈シリーズ
信仰、霊的な目覚め、永遠の生命への道を説く全七巻
移り変わる身体や、自分のものと思っている思考を超えたところに、私たちは何者なのでしょうか。人間の生に最も深い意味を与えるものは何でしょうか。信仰はいかにして目覚めへの道となり、永遠の生命の光のもとで私たちはどう生きるべきでしょうか。
本シリーズについて
正信仏教の経典・現代解釈シリーズは、仏教経典七巻を現代の読者に伝わる平易な日本語で紹介します。唯一の聖なる主への信仰、真の霊的生命の自覚、永遠の生命を求める道を中心に、経典の理解を瞑想、道徳的な修養、慈悲、そして責任ある生き方へと結びつけます。
信仰と霊的な目覚め
本シリーズは、釈迦牟尼仏が伝えた本来の聖なる教えへ立ち返る道として正信仏教を示します。世俗的な見返りを求める儀礼を超え、瞑想を単なるリラックス法以上のものとして理解するよう読者を導きます。その核心には、誠実な信仰、瞑想の中で聖なる主に心を一つにして祈ること、たゆまぬ実践に支えられた霊的な目覚めへの道があります。永遠の生命とは肉体をいつまでも保つことではありません。目覚めへの歩みは、今生から始まります。
経典の基盤と解釈
聖なる使者ロータス・ムーン菩薩に示された霊示に導かれて、本シリーズは編まれました。現存するサンスクリット語の原典、関連するサンスクリット資料、古代中国語訳を参照しています。解釈にあたっては、諸本の比較と意味の明確化に加え、各経典の構成やシリーズ全体に共通する教えにも目を配ります。霊示はこの仕事の使命と方向を定めるものであり、経典に取って代わるものではありません。聖なる意味に忠実でありながら、現代の読者に理解できる言葉で伝えることを基本としています。
七巻でたどる一つの道
七巻は、永遠の生命の世界を知ることから始まり、明晰な信仰を確立し、人間の生の意味を理解し、真の生命に目覚め、瞑想を深め、人々に奉仕し、聖なる境地へ進むという一連の歩みを示します。それぞれの巻が異なる段階を照らし、全体として信仰、理解、実践を一つの道へと結びつけます。
理解から実践へ
初めて読む方にも、経典を深く学びたい方にも、本シリーズは読むことから理解へ、理解から実践へと進む道を示します。宗教的な知識を増やすだけでなく、澄んだ信仰、誠実な自己省察、愛をもって人に尽くすこと、永遠の真理に向かう生き方を促します。
この生で真理を理解し、永遠の生命への道を歩みましょう。
七つの巻
第一巻:永遠の生命の世界
『浄土三部経』と『普賢行願品』は、真の生命が至る究極の世界を示し、信仰と聖なる誓願を正しい行いと慈悲の実践へ結びつけます。
第二巻:明晰な信仰
『大仏頂首楞厳経』は、認識や欲望、真の自己を求める道を探究し、見分ける力と誠実さ、真の修行と人を惑わす体験との違いを明らかにします。
第三巻:人生の真義
『楞伽経』は、世界、自己、人間の存在に関する根本的な問いを扱います。迷いを見抜くことと自己を超えることを、霊的な理解と他者への責任に結びつけます。
第四巻:生命の目覚め
『般若心経』、『金剛経』、そして『円覚経』は、執着から自由になる道と、内省、悔い改め、たゆまぬ実践を通じた霊的生命の目覚めを照らし出します。
第五巻:瞑想の要諦
『解深密経』は、瞑想の基礎、段階、方法を説きます。真の集中と無理に思い描くことを区別し、信仰と聖なる主への一心の祈りを修行の中心に据えます。
第六巻:人々を救う聖なる医師
『維摩詰経』は、霊的な修行を家庭や社会の生活に広げます。聖なる教え、慈悲、無私の奉仕が人の心を育み、苦しむ人々を支えることを示します。
第七巻:聖なる道への歩み
『法華経』は、聖なる教えを受け取ることから他者へ伝えることへと続く道を描きます。忍耐、謙虚さ、賢明な導き、すべての生きとし生けるものの利益に尽くす聖なる責任を照らし出します。
発行
ロータス・ムーン正信仰仏教復興会