1996年、北海道音更町生まれ。大学で特別支援を学ぶ中で診断名で人を判断する社会の風潮と従来の障害観に疑問を持ち、人が生まれながらに持つ個性を生かすことができるような教育の方法を知るために渡米。ノースカロライナ州にある自閉症の方専用のキャンプでカウンセラーとして子どもたちと関わる中で「すべての人は異なる形をしたパズルのピースである」という感覚を抱き、帰国後TEDxにて「何が障害をつくるのか～こうするべきという思い込みを打ち壊す～」を発表した。大学在学中は東京大学先端科学技術研究センターが主催するLEARN(旧異才発掘プロジェクトROCKET)、「異彩を放て」をミッションに掲げる株式会社ヘラルボニーにインターンとして従事。卒業後に再度渡米し、自閉症のある子どもたちと関わる中で抱いた「言葉を超えた領域で全ての命が繋がっている」という感覚をもとに、2020年より「生命の森」をテーマに制作を始める。同年10月に北海道とかち帯広空港で「佐々木めばえ展生命の森」を開催し、2021年にメキシコで同展を開催。2022年よりグアテマラ在住。料理と読書、バイクツーリングとギタージャズが好き。