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症状の言語 カイロプラクティックの臨床的基礎

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症状の言語――カイロプラクティックの臨床的基礎

ジェームズ・N・ファース『カイロプラクティック症候学テキストブック』(1925年)の現代的研究

山端二郎 BCSc., DOMP・PCC PRESS・カイロプラクティック臨床推論シリーズ


「一つの症状に頼ってはならない。疾病全体の全般的な構成によって、あなたの判断を導かせよ。」――ジェームズ・N・ファース、1925年


1925年、パーマー・スクール・オブ・カイロプラクティックの症候学教授ジェームズ・N・ファースは、同校のグリーンブック第7巻『カイロプラクティック症候学テキストブック』(第2版)を刊行した。腸チフスや結核から、眼、皮膚、ヘルニアに至るまで、疾患ごとに定義、原因、病理、症状を記述し、各項の最後に、アジャストすべきと彼が考えた脊椎の「場所」を挙げた一冊である。一世代のカイロプラクターにとって、それは臨床的認識の教科書であった。


本書はファースのテキストを最初から最後まで彼自身の言葉でたどり、現代の病理学、疫学、神経生理学、臨床エビデンスに照らして検討する。完全な病歴、注意深い視診、体温・脈拍・尿の観察、危険徴候の明示といった彼の規律は今も生きている。脊椎の「場所」は、分節性神経支配、関連痛、体性‐自律神経反射という形に改められて生き残る。そして、アジャストメントが疾患を矯正するという中心的な主張は、理由を示して退ける。


本書の内容:

・ファースのテキストに沿った7部35章――病歴と視診、熱性疾患、消化器・呼吸器・循環器・腎臓・神経系、体質性疾患、中毒、眼、皮膚、ヘルニア、そして脊椎の「場所」の検証と今日の症候学

・各章に、学習目標、1925年版の頁番号を付したファースの論述、現代的理解、「1925年から今日へ」の比較表、徒手臨床家のための臨床推論、討論のための症例、要点、復習問題、参考文献

・全体を通じた明確な安全指針――レッドフラッグ、紹介の緊急度、認識・説明・共同管理における徒手臨床家の役割

・ファースの脊椎の「場所」を現代的読解とともに再述した付録、用語集、主要参考文献、索引


本書は全体を通じてシリーズの立場を守る。臨床家は疾患を治療したり治癒させたりするのではない。疾患を認識して紹介し、干渉を見いだして減らし、身体自身の調節と修復の力が働けるようにするのである。


カイロプラクティック臨床推論シリーズ。カイロプラクティックと徒手療法を学ぶ学生と実践者のために。姉妹編:『臨床推論の源流』『内なる小さな世界』『身体そのもの』『機械以上のもの』『源から末梢へ』『スペシフィックの論理』。


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